先日、着物警察のお話をしました。
http://ayaori-kimono.com/kimono-keisatu-1/
今回は着物警察に遭遇したらということと、
自分が直してあげたい人にあったらをお話しします。
着物警察に遭遇したら
①『びっくりしました~急に触られて。そうなんですね。ありがとうございます。
勉強になります』
②『うちの先生はこれでいいって言われているのでね・・・・』
①の解説
主に声もかけずに直されたときに言いました。
びっくりしました~急に触られて
⇒声かけて了承得てから直すのが普通じゃない?
けど直してもらってありがとうございます。
やっぱり正絹とかだったりすると急に触られるとドキッとするし
知らない人に触られることが苦手な人もいるし。
そこはきちんと伝えたい
(たまに呉服屋さんの店員さんでも触ってくるから困りものです。)
あと便利な言葉は
『勉強になります』
相手の着物に詳しいんですという自尊心も傷つけないし、
感謝の意も伝わるいい言葉です。
もちろん突っ込まれないぐらいの基礎的な知識はつけた方が
嫌な思いすることがなくなります。
今はネットでなんでも調べられるし
私のおすすめの本は
顔タイプ診断の講座でも使ったこの本がおすすめです
網羅されていてわかりやすいです
②の解説
主に何か指摘された時に言ってました
『うちの先生はこれでいいって言われているのでね 』
⇒わかっててやってますのでスルーしてください。
ちょっと季節外れのものを身に着けたりだとか(手持ちがないだけでわかってます)、
新しいものを付けていたりとか(流行ってますの最近。かわいいでしょ)
と思うときに使ってました。
大概『先生』という言葉をだすと
『そうなのね』とおさまってくれます
それでもだめなら『急いでます』や『仕事のメールしなくちゃで』で逃げてましたね。
あくまでも着物警察の方は悪気はなく良かれと思って
やられていることなので
そこの対応は気を付けてます
また『自分にはここが足りないのね』もわかります。
突っ込まれないように勉強しようと思えることもいいことだと思います
次にもし自分が直したい人に出会ったら
これは私の中で明確な基準があります
『表は直さない、後ろは直す』
です。
表は鏡見れば直せるし、衿の出し方とかは本人の好みがあるからです
ただ後ろは鏡で見にくいし、直しにくいので
必ず一声かけてから(ここは絶対)
直します。
先日も帯の柄どまりの△のところが枕に挟まっている方を見ました。
これは絶対直せないので
声かけて直しました。
黙ってやると着物警察
一声かけてからやると親切な人です。
前回と引き続き着物警察についてお話ししました。
今は本当にいろいろな着物が出てきて着物が変わってきているんだなと
思うこの頃です。(私が着物を始めた16年前と比べても)
どうしても新しいことって受け入れにくいです。それは年を取る
ほど実感しています。
ただ、昔は受け入れられなかったのに、今はスタンダードに
なっているものは多いです。着物問わず
自分も含め『受け入れる姿勢、否定しない姿勢』が大事だと思う
今日この頃です
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