纏（まとい）柄にはこんな意味がありました

今回は着物の柄のお話

趣味で続けている和裁
その関係で反物をいただくことがあります。
今回いただいたのは　
ちりめんの 纏 柄

なかなか見ない 纏 柄

着物の柄には季節柄で着る時期が決まっていたり
柄に意味があったりで調べると面白い分野です。
今回はいただいた反物を単衣で仕立てるか、袷で仕立てるか迷い、
柄の意味を調べました

私が 纏 を知ったのは

私が 纏 の存在を知ったのは
皆がご存知
暴れん坊将軍の北島三郎さん演じるめ組の大将の火事場での
シーンです。

小さい頃は
オープングで白馬に乗った松平健さんが演じる徳川八代将軍吉宗ってかっこいいーと思ってみていました。

正月の柄だと思ってました。

消防署が火消しの役割を行ってます
地域に行くと消防団などもありますね
ただ出初式という風習が残っております。

これを小さいときに見て
なんとなく 纏 柄はお正月の柄だと勘違いをしていました。

実は 纏 は通年柄

調べてみると
纏 柄は通年柄とい。うことがわかりました
実は調べてみると
浴衣などにも 纏 柄はつかわれていました

男の方の反物に多く見られました

纏 柄の意味はこんな意味

①商売繁盛を願う
纏（まとまる)という意味があるので商売がうまくまとまる、うまく行くという成就を願う気持ち。

②厄除け
火災や厄除けから身を守るという願う気持ち

③新しい門出を祝って
厄除けの意味を持つことから、新築祝いなどに使うことがあるようです。

どれも反物は男性のものが多かったです。
女性ものは帯など」がほとんどでした

とりあえず、自分はどうしようかな（単衣か袷か)迷っています。